鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を行います。
苦痛を最小限に抑え、大腸がん・ポリープを早期発見します。
大腸カメラ(大腸内視鏡)検査は、肛門から細いカメラを挿入し、直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸まで、大腸全体を詳細に観察する検査です。
大腸内をカメラでフルカラーのモニターに映し出し、粘膜の状態を細かく確認します。バリウム検査やCT検査と異なり、疑わしい箇所が見つかればその場で組織を採取(生検)したり、ポリープを切除したりすることができます。
大腸の粘膜には痛みを感じる神経がほとんどないため、ポリープを切除する際も、切除後も痛みを感じることはありません。切除は日帰りで行えます。
当院では鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を進めます。カメラ挿入時の不快感や痛みが心配な方も、安心してお受けいただけます。
12,000例以上
大腸カメラ検査
施行症例数
2005年〜10年間の実績
9,000例以上
ポリープ等
切除治療症例数
2005年〜10年間の実績
14,000例以上
上部内視鏡検査
(胃カメラ)施行症例数
2005年〜10年間の実績
健診や人間ドックで「便潜血陽性」と指摘された方は、早めの精密検査をお勧めします。
便に血が混じる場合、痔だけでなく大腸がんやポリープが原因の場合もあります。自己判断は危険です。
慢性的な下痢や便秘、下痢と便秘を繰り返す方は、大腸の疾患が隠れている場合があります。
原因不明の腹痛や下腹部の違和感が続く場合は、大腸の検査で原因を明らかにすることが重要です。
便に白っぽい粘液が混じる場合は、大腸炎や大腸がんのサインである可能性があります。
大腸がんや大腸ポリープは遺伝的素因が関係することがあります。ご家族に患者様がいる場合は特に注意が必要です。
大腸がんは日本人のがん死亡原因の上位を占める疾患です。早期に発見すれば90%以上の治癒が期待できますが、症状が出にくいため定期的な検診が重要です。40歳を過ぎたら、症状がなくても一度大腸カメラ検査を受けることをお勧めします。
大腸カメラは「がんの検査」だけではありません。炎症性腸疾患や機能性疾患まで、大腸全体の状態を幅広く診断できます。
大腸がん・直腸がん
日本人のがん死亡原因の上位。早期発見で90%以上の治癒が期待できます。大腸カメラは最も確実な早期発見手段です。
大腸ポリープ
がんの前段階となる腺腫性ポリープも発見次第その場で切除可能。大腸がんの多くはポリープが進行したものです。
潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜に慢性的な炎症が起きる難病。下痢・血便が続く場合は早めの検査を。組織採取で確定診断できます。
クローン病
消化管全体に炎症が起こる難病。若年者に多く、腹痛・下痢・体重減少が主な症状。内視鏡での観察が診断に不可欠です。
大腸憩室
大腸の壁が袋状にくぼむ状態。自覚症状がないことが多いですが、炎症(憩室炎)や出血を起こすことがあります。
虚血性腸炎
大腸への血流が一時的に不足して起こる炎症。突然の腹痛・下血が特徴です。内視鏡で粘膜の状態を直接確認できます。
感染性腸炎
細菌・ウイルスなどによる腸の感染症。激しい下痢や血便の原因特定に内視鏡観察および組織採取が役立ちます。
大腸粘膜下腫瘍
粘膜の下に生じる腫瘍。表面からは判断しにくく、内視鏡での直接観察や超音波内視鏡が診断に有効です。
過敏性腸症候群(IBS)
ストレスや生活習慣により腸が過敏になる疾患。器質的な異常がないことを内視鏡で確認することが診断の一歩となります。
内痔核
いわゆる「いぼ痔」。血便の原因として痔を疑うこともありますが、大腸カメラで大腸がんとの鑑別を行うことが重要です。
悪性リンパ腫
リンパ組織由来の悪性腫瘍が大腸に発生することがあります。内視鏡による観察と組織採取で診断します。
「症状がないから大丈夫」は危険です。大腸がんは早期では自覚症状がほとんどなく、症状が出たときにはすでに進行している場合も少なくありません。40歳を過ぎたら症状がなくても定期的な検査をお勧めします。
大腸カメラ検査への不安の多くは「痛みや苦しさ」への恐怖心です。当院では鎮静剤を使用し、深く眠ったような状態で検査を行います。「以前の病院では辛かった」という方も、安心してご受診ください。痛みがある場合は適宜お薬を追加します。
検査終了後、鎮静剤の効果が和らぐまで1〜2時間、個室の回復室でお休みいただけます。他の患者様を気にすることなく、プライベートな環境でゆっくり回復できます。各部屋にナースコールを設置しており、体調変化にはすぐに対応します。
検査中にポリープが見つかった場合、そのまま同日に切除することが可能です(一部の大きなポリープを除く)。入院不要で日帰りで行えます。大腸がんの多くはポリープが悪性化したものです。早期に切除することで、がんへの進行を防ぎます。当院での切除が困難な場合は、提携医療機関をご紹介します。
院長は日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の資格を持ち、大腸内視鏡検査約12,000例・ポリープ等切除治療約9,000例の豊富な実績があります(2005年〜10年間)。経験豊富な専門医が対応しますので、初めての方もご安心ください。
01
初回来院まず外来を受診していただき、診察後に検査日を決定します。大腸カメラ検査は前日から準備が必要なため、検査前に必ずご来院ください。検査食のお渡しと、下剤の服用方法について詳しくご説明します。
02
検査前日大腸内に便が残らないよう、前日は専用の検査食をお召し上がりいただき、下剤を服用します。検査精度を高めるために重要なステップです。早めの就寝をお勧めします。
03
検査当日の準備検査当日の朝、ご自宅で下剤(約1.2リットル)を数回に分けて服用し、大腸をきれいにした状態でご来院ください。ご自宅でリラックスして過ごせる患者様が多いため、院外での服用をお願いしています。下剤を飲み始める時間はこちらでご案内します。
04
検査(15〜30分)検査着と検査用のパンツを着用し、左を下にして検査台に横になります。静脈から鎮静剤と腸の動きを抑える薬を注射し、眠ったような状態になります。肛門から内視鏡を挿入し、通常15〜30分で検査が終わります。必要に応じて組織採取やポリープ切除を行います。
05
回復(1〜2時間)検査終了後は、鎮静剤の効果が和らぐまで1〜2時間、完全個室の回復室でお休みいただきます。眠くなくても体が動いてしまうことがあるため、看護師がお声がけするまでゆっくりお休みください。体調変化はナースコールでいつでも対応します。
06
結果説明診察室で検査中の写真を見ながら、医師が丁寧に結果をご説明します。組織検査(生検)を行った場合は、結果が判明する約1〜2週間後に再度ご来院いただきます。
ポリープの切除を行った場合は生命保険会社の「手術給付金」の対象となる場合があります。加入条件により異なりますので、保険会社にお問い合わせください。
健康保険が適用されます。下記は目安の料金です(診察料含)。
| 検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 検査のみ(観察) | 約1,700〜2,000円 | 約3,400〜4,000円 | 約5,000〜6,000円 |
| 検査+生検(組織採取) | 約3,000〜5,000円 | 約6,000〜10,000円 | 約9,000〜15,000円 |
| 検査+ポリープ切除 | 約7,000〜10,000円 | 約14,000〜20,000円 | 約20,000〜30,000円 |
※ 上記は目安の料金です。実際の費用は検査内容・採取数・切除数により異なります。
※ 生検費用は調べる箇所・数量により異なります。
※ 1割・2割の料金は3割負担の料金を元に算出した目安です。
大腸ポリープの切除は「手術」に該当します。生命保険にご加入の場合、手術給付金の対象となる可能性があります。詳細はご加入の保険会社にお問い合わせください。